株式会社DMM.comが、目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるiPhoneアプリ「CASH(キャッシュ)」を運営する株式会社バンクの全株式を70億で取得・買収しました。
CASH(キャッシュ)の買収は、10月31日に合意されています。
CASH(キャッシュ)とは
CASH(キャッシュ)は、2017年6月28日にリリースされたiPhoneアプリで、目の前のアイテムを一瞬でキャッシュ(現金)に変えられるアプリという、新しいビジネス・おもしろい発想で注目を浴びたiPhoneアプリです。
Android版のアプリはまだリリースされていません。
「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュになるってどういうこと?」と思う方も多いと思いますが、CASH(キャッシュ)アプリを起動して、キャッシュ化したいアイテムを写真で撮るだけで、そのアイテム相応のキャッシュが受け取れるという仕組みです。

キャッシュ化したアイテムは、2週間以内に指定された住所に発送するというルールがあり、発送に関してもアプリ内で簡単に集荷依頼ができるという仕組みのアプリです。

また、一度キャッシュ化したアイテムでも、2ヶ月以内にキャッシュ化した現金と手数料を払うことで取引をキャンセルが可能です。

詳細はこちら→ CASH ( キャッシュ )
買取アプリCASHについては、別の記事でも紹介しているのでぜひそちらも一緒に見てみてください。
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・即時買取アプリ「CASH」が最低金額保証を開始!
・買取アプリ「CASH」にAPI型本人確認サービス「TRUST DOCK」を導入!
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CASH(キャッシュ)の懸念点
実に画期的で新しいサービスだと思いますが、少々気になるポイントもいくつかあります。
CASHアプリを使って一度キャッシュ化したら、そのアイテムを指定の場所に送る必要があります。
そこで、キャッシュ化してアイテムを送らない人が出てくるのではということで話題にもなりました。
便利で画期的なサービスだからこそ、デメリットや懸念点が生まれてしまいますよね。
DMM.comが買収後のサービス展開について
CASHは、iPhoneアプリを2017年6月28日にリリースしていますが、想像以上の利用者増加により、サービス開始から1日も経たずに一時サービスを中断しています。
とても画期的なサービスだったので多くの人に注目を浴びていました。「お金」に関する新サービスはとてもトレンドなんだなと実感しました。
その後、2017年8月24日にサービスを再開してから、事業は好調に進んでいるようです。
そんな中、今回DMMがCASHを買収するというニュースが流れました。
DMM.comが買収後は、DMMグループのサービス基盤や人材・資本を全面的に活用して、株式会社バンクと共により良いサービス展開を行なっていくようです。
株式会社バンクは、少数精鋭の少人数企業なので、DMMのサービス・人材力で、CASHのサービスを拡大・急成長をすることが可能になるでしょう。
まだまだリリースされたばかりのアプリ「CASH」ですが、DMMが70億で買収したことにより、これまでよりサービス提供にスピード感をもって事業発展ができるのではないでしょうか。
まとめ
CASH(キャッシュ)は、本当に新しい形のサービスだと言えます。懸念点や気になるポイントもありますが、新ビジネスや新技術には、常に問題は存在するものです。
CASHのサービスが拡大・一般化することで、さらに便利な世の中になるのではないかと私は期待しています。
「決済方法にCASHを採用しました」なんていう企業やサービスも今後は増えてくるのではないでしょうか。
気になる方は、まずCASHをチェックしてみてください!
→ 目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるiPhoneアプリCASH ( キャッシュ )