この記事では、「Googleに評価されない・やってはいけないSEO対策」について紹介します。
SEO対策の方法は多く紹介されていますが、良かれと思ってやっていたことが、検索順位を落としてしまう原因になっている場合があります。
以前までは効果的だったSEO対策も、2018年では逆効果になっているものもあります。
最悪の結果、サイトがGoogleの検索結果に乗らなくなるなどのペナルティーを受けてしまうことも・・・。
2018年、Googleで検索上位を取りたいと思っている方は、ここで紹介する評価されない・やってはいけないSEO対策を知っておきましょう。
[box class=”blue_box” title=”こんな人にオススメの記事”]
- 最新のSEO対策を知りたい
- 効果がないSEO対策を知りたい
- 2018年でGoogle検索順位を上げたい
- Googleの検索順位が落ちないようにしたい
- 急に検索順位が落ちてしまったけど原因を知りたい
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Googleのサイト評価基準(アルゴリズム)は、アップデートされるごとに評価方法が変化します。
2018年で検索上位を狙えるSEO対策もしっかりチェックしておきましょう。
→ 2018年で検索上位を狙えるSEO対策・サイト集客方法とは
※この記事は、現役WEBディレクターの実体験や考察を元に、2018年で効果がない・やってはいけないSEO対策の情報を掲載しています。あくまでSEO対策・集客方法の参考として一読していただければ幸いです。
SEOの基本
SEOは、検索エンジン最適化という意味で、Googleの検索エンジンから自分のサイトを多くの人に見てもらう取り組みです。
サイトを運営している人なら、誰でも多くの人に記事を読んでほしいと思いますよね。
そのためには、検索エンジンから集客する「SEO対策」が必須なんです。
しっかりと対策すれば、月間50万PV・月間200万PVなんて数字も夢じゃありませんよ。
SEOのポイントはこちら
→ 本当に効果があるSEO対策・集客方法の徹底考察ガイド
Googleに評価されないSEO対策
サイトを運営している人は、以下のような経験はありませんか?
- 記事やコンテンツをアップしたけど検索から人が来ない・・・
- 急にGoogle検索順位が落ちてしまった・・・
- 検索エンジンからのPVが下がってしまった・・・
とくに何もしてしていないのに、Googleの評価が下がってしまっている。
そんな方は、まず以下の項目をチェックしてみましょう。
これからGoogleの検索上位を目指そうとしている人も、絶対に覚えておいてほしいことなのでチェックしてみてくださいね。
[box class=”blue_box” title=”2018年やってはいけないSEO対策”]
- キーワードを多用しすぎる
- ページの複製・コピー
- 関係性のないリンクを集める
- 隠れテキスト・文章を入れる
- 画像ばかりの記事・コンテンツ
- テンプレート文章を使い回す
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2018年にやってはいけないSEO対策の6つのポイントを、これから分かりやすく説明していきます。
キーワードを多用しすぎる
2018年Googleに評価されないSEO対策その1、「キーワードを多用しすぎる」。
SEO対策というと、まず「記事にキーワードをたくさん入れる」という印象がありませんか?
たしかに、タイトルや文章の中に特定のキーワードを入れることは重要です。
「SEO対策 方法」という検索キーワードで検索上位を狙いたい場合、記事タイトルや本文にそれらのキーワードが入っていないと、Googleの検索結果にはヒットしません。
しかし、過度にキーワードを記事タイトルや文章に入れてしまうと、Googleからペナルティーを受けてしまう場合があります。
2018年、進化し続けたGoogleのアルゴリズムは、悪徳なSEO対策を見逃しません。
キーワードを過度に入れてしまうと、「悪質行為・コピー文章」だと認識されてしまいます。
では、どのくらいのキーワード数なら評価されるか気になりますよね。
私の経験上ですが、記事全体の文字数によって適切なキーワード数は上下します。
2,000文字の文章なら「20〜40単語」、10,000文字の文章なら「100〜150単語」といったところでしょうか。
とはいえ、文章を書く際に過度にキーワードを意識してしまうと、不自然な記事になってしまいます。
ポイントとしては、「主語にキーワードを入れる」ということです。
上記の一文ですが、主語が入っていませんよね?
この文章に主語を入れたらこうなります。
文章中のキーワードを増やすポイントとしては、「主語にキーワードを入れる」ということです。
自然な形で文章が成り立ち、キーワードも稼げますよね。
このように、自分が執筆した文章に「主語」があるか確認してみてください。
おそらく、その抜けている主語は、「あなたが狙いたい検索キーワード」ではないでしょうか。
私も記事を書くときには、「どういう検索キーワードを狙おうか」と考えますが、「キーワードがあと何個足りないから・・・」などの施策をしたことは一切ありません。
しっかり相手に分かりやすい文章を書くように心がければ、自然とそのキーワードは入ってくるのです。
SEO対策は、検索キーワードを意識することは非常に重要ですが、まず「読んでくれる人に分かりやすい文章を書く」ということを忘れないようにしましょう。
ページの複製・コピー
2018年Googleに評価されないSEO対策その2、「ページの複製・コピー」。
SEOの知識を少し身に付けた人が考えついてしまうこの間違ったSEO対策。
- Googleで検索上位を取るなら、検索1位のページを丸々コピーすればいいじゃん!
- 似たような記事をいくつもアップすれば上位になりやすいかも!
考え方は間違っていませんが、このSEO対策は絶対に行ってはいけません。
このやってはいけないSEO対策は、2つの大きな違法性があります。
[box class=”red_box” title=”記事の複製・コピーの違法性”]
- 他記事・コンテンツの著作権問題
- GoogleのWEBサイト規約違反
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他サイトのページをコピーして記事・コンテンツ化する行為は、著作権の侵害になります。
企業のサイト・個人のブログに関わらず、他サイトの記事やコンテンツをコピーして、自分のサイトにアップすることは禁止されています。
バレなければ大丈夫という考えは捨てましょう。訴えられたら大変なことになってしまいます。
また、他サイトの文章などを自分の記事で使いたい場合は、「引用」や「転載」のルールをしっかり守って行いましょう。
「当サイトの画像やコンテンツは、一切の引用や転載を禁ずる」と表記されているサイトは、特別な許可がない限り引用も転載もできません。
サイトにある「利用規約」や「プライバシーポリシー」をしっかり確認し、不明な場合は問い合わせするのも手段の一つです。
そして、記事内で使用する画像の「著作権」や「肖像権」も注意しましょう。
ネットの画像検索で見つけた画像を、記事やコンテンツ内で使用するのはNGです。
フリー素材や、商用利用可能な画像を提供しているサイトから見つけるようにしましょう。
これらの著作権問題とともに、他サイトのページをコピーしたページは、Googleから大きなペナルティーを受けます。
コピーした元のページは、当然ですが自分がアップしたページよりもGoogleの評価が高いですよね。
Googleの優秀なアルゴリズムに「このページはコピーページ」と簡単に判断されてしまい、今後そのページのドメインは「検索結果に表示させない」などのペナルティーを受けてしまいます。
簡単にいうと、悪いことはしてはいけないということです。
当たり前のことですが、文章のコピー・画像の無断使用は、ネット上で知らずに行われています。
2018年、Googleがサイトをチェックする精度は、2017年よりも優秀なものになっています。
Googleの検索で上位を狙いたい場合は、複製・コピーなどの行為は絶対にやめましょう。
また、他サイトの文章を使ったことがある人は、しっかり引用や転載で対応しましょう。
関係性のないリンクを集める
2018年Googleに評価されないSEO対策その3、「関係性のないリンクを集める」。
Googleから評価されるSEO対策で、「他サイトからのリンク数」という項目があります。
自分のサイトのページが、他の人の記事やコンテンツからリンクされている数が多いと、Googleから良いページと判断されます。
2018年も健在なSEO対策の基本ですね。
しかし、2018年のSEO対策で重要になるのは、「リンクの質」です。
では、リンクの質とはなにか・・・次のようにまとめてみました。
[box class=”blue_box” title=”質の良いリンク”]
- 類似テーマのページからのリンク
- Googleの評価が高いページからのリンク
[/box]
[box class=”red_box” title=”質の悪いリンク”]
- 関連性がないページからのリンク
- Googleの評価が低いページからのリンク
- 悪徳なSEO業者からのリンク
[/box]
ここで重要になるのは、「関連性があるページからのリンク」であるかということです。
「新しい記事を書いたから、あなたのページからリンクして下さい!」
このような手法は、あまりよろしくないSEO対策です。
例えば、書いた記事の内容が「SEOについて」だったとします。
リンクをして下さいと頼んだ人のサイトが「ゲーム」をテーマにしていた場合、これは「関連性がないリンク」になります。
ゲームを紹介しているページで、「SEOについてはこちら」とあっても誰も得をしませんよね。
このような関連性のないリンクは、「両者のGoogleからの評価を下げてしまう」ことになります。
ただし、「記事の書き方」がテーマのページだった場合、そこからのリンクは質が良いと言えます。
「SEO対策」と「記事の書き方」はテーマの関連性が強いからです。
また、自然とリンクも張ることができます。
ここでひとつポイントですが、「リンクは強要するものではない」ということです。
関連性のないページからリンクをしても、お互いに良いことがありません。
はっきり言ってしまうと、Googleの評価的には共倒れです。
読んだ人のためになる記事は、自然と拡散されてリンクを取得できます。
そして、Googleの評価が高いページからのリンクも取得できるでしょう。
Googleの評価が高いサイトからのリンクは、一般的なサイトのリンクより良いリンクと評価されます。
大手情報メディアや、大手ニュースサイトなどからリンクがあった場合、一気にGoogleの評価が上がり、検索上位に表示されるでしょう。
とはいえ、リンクをしてもらうには、良い記事やコンテンツを提供する必要があります。
SNSなどで「リンクお願いします!」という投稿を未だに目にしますが、はっきり言って宣伝の方法を間違えています。
「自分がこういうときに困ってしまったので、その解決方法や行ったことを記事にしました!同じ悩みを持っている方は参考にしてください!」
このような宣伝文句の方が信頼度も上がっていいですよね。
自然と質の良いリンクが集まります。
また、悪徳なSEO業者で「リンクを大量に売る」という手法があります。
Googleのサイト評価基準であるアルゴリズムが、このような手法を見抜くために対策が行われました。
その結果、他サイトから大量にリンクを受けているページの多くが、検索に乗らなくなりました。
悪徳なSEO業者は少なくなってきましたが、2018年でもこのような手法を見かけたら要注意ですよ。
リンクは、「集めるものではなく、自然と集まるもの」という認識を忘れないでおいて下さい。
とはいえ、記事やコンテンツを多くの人に知ってもらう施策は大切です。
TwitterやFacebookなどのSNSを活用して、多くの人にアピールしてみましょう。
隠れテキスト・文章を入れる
2018年Googleに評価されないSEO対策その4、「隠れテキスト・文章を入れる」。
隠れテキストとは、記事やコンテンツ内に「読者には分からないように検索キーワードを入れる」ということです。
文字を白くして背景と同化させて、読者には分からないように且つ、記事内にキーワードを詰め込む手法です。
たしかに、読者からしたら「ただのスペース」にしか見えないでしょう。
しかし、ここで忘れてはいけないのは、サイトを評価するのは読者ではなくGoogleのアルゴリズムということです。
見た目は問題ないページに見えても、ソースコードでバレバレです。
Googleのサイトを評価するロボットは、ソースコードしかチェックしません。
このような間違ったSEO対策は、Googleさんにお見通しなので絶対にやめましょう。
2000年代初期は通用しましたが、2018年は絶対に通用しない間違ったSEO対策ですので。
画像ばかりの記事・コンテンツ
2018年Googleに評価されないSEO対策その5、「画像ばかりの記事・コンテンツ」。
Googleから良い評価を受けられないページの特徴で、「画像が多いページ」という項目があります。
画像が多いページはNGという意味ではありません。
ここでのポイントは、サイトを評価するGoogleのロボットは、「文字」を見てページをチェックしているということです。
記事に画像を埋め込むときに、「alt属性」を設定しないと、Googleのロボットは画像の箇所を「何もない」と判断します。
alt属性とは、簡単に言うと画像の説明文です。
「この画像はこういうものですよ」という説明文を、Googleに伝えるSEOに重要なものなんです。
alt属性は、画像を挿入するときにユーザーが任意で入力できます。
ここで注意してほしいポイントですが、alt属性は記事を読んでいるユーザーには見えません。
見えないからといって、SEOキーワードをたくさん入れるなどの施策はやってはいけません。
最近は、マンガやイラストで分かりやすく説明しているサイトあります。
しかし、どんなに分かりやすくて良いページでも、画像にalt属性が入っていないと、Googleには評価されません。
とても基本的なSEOの知識ですが、alt属性をしっかり設定しているページは少ないです。
2018年で検索上位を目指したい方は、少々手間にはなりますが、alt属性もしっかり対策してみましょう。
このSEO対策をしっかりすることで、競合ページより上位の検索結果を狙えますよ。
テンプレート文章を使い回す
2018年Googleに評価されないSEO対策その6、「テンプレート文章を使い回す」。
この項目は、意外と知られていないSEO知識になります。
みなさん記事をたくさん書いていると思いますが、ある程度のテンプレート文章を使っていませんか?
「執筆者の紹介」・「このサイトについて」・「基本的な説明」などなど、記事の始まりに毎回同じ文章を入れていませんか?
同じ文章を使い回すと、Googleは「類似ページ」と判断して、検索に乗らないなどのペナルティーを受ける場合があります。
これは非常にもったいないですよね。
私も「SEO」関連の記事を多数執筆していますが、各記事の「SEOの説明」はすべて違う表現で記載しています。
正直面倒ですが、せっかく書いた記事が検索に乗らなくなるのは嫌ですよね。
しかし、これを行うことでGoogleにもしっかり評価され、文章を書く表現力も鍛えられますよ。
2018年は、文章力が優れているページが評価されます。
なぜなら、読みやすくて分かりやすい文章の記事は、長くても最後までしっかり読んでもらえるからです。
記事の滞在時間は、Googleの評価でもかなり重要な項目です。
テンプレート文章を使いまわしていた方は、文章力を鍛えると思って実行してみてください!
まとめ
Googleに評価されないSEO対策はいかがでしたか?
最後にもう一度おさらいしましょう。
[box class=”blue_box” title=”2018年やってはいけないSEO対策”]
- キーワードを多用しすぎる
- ページの複製・コピー
- 関係性のないリンクを集める
- 隠れテキスト・文章を入れる
- 画像ばかりの記事・コンテンツ
- テンプレート文章を使い回す
[/box]
SEO対策の知識が付いてくると、記事やコンテンツの内容よりも「検索キーワード」に意識がいきがちになります。
このポイントがSEOの落とし穴です。
SEOの知識が少しある人の方が、SEOを全く知らない人よりSEO対策で失敗しているんです。
正しいSEO対策・間違ったSEO対策をしっかり理解して、多くの人に喜ばれるコンテンツを作っていきましょう!
サイト管理人のWEBディレクターから一言
[voice icon=”http://weblife-now.com/wp-content/uploads/2017/12/kanrinin.png” name=”管理人” type=”l”]
SEO対策って奥が深いですよね。
高校でも大学でも教えてくれない。企業ですらしっかり教えてくれません。
その理由は、SEOには答えがなく、Googleのルールが変化するからです。
もう自分で試してみるしかないんです!
とはいえ、この記事で紹介する「効果がないSEO対策」については私が保証します。
WEBで戦っている担当者・運営者なら、この記事の内容は基本中の基本です。
一番忘れてはいけないのは、記事は読んでくれる人のためにあるということです。
ただのキレイごとに聞こえますが、これが本当に大切なんです。
いつかSEOやWEBビジネスについて、セミナーを開いて語りたいくらいです!
私は重度のWEBマーケティング情報マニアです。自分で言うのもなんですが・・・(汗)。
そんな私が運営するウェブライフは、「WEBで働く人を支援するメディア」です。
これからもみなさんのお役に立てるような記事を掲載していきますので、どうぞよろしくお願い致します!
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